ぼのぼのえの報告

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AbemaTVに出演する3人を観て、胸が苦しくなる理由

お察しの通り、3人とは稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾のことです。

 

昨年11月に放送された『72時間ホンネテレビ』 を皮切りに、元旦の『27Hunちょっとテレビ』、1/31の香取さん誕生日を祝う『72Hunもうちょっとテレビ』が続く。全て生放送。

そして4月からは「新しい地図」の3人による新番組がAbemaTVでレギュラー放送されることが発表されました。

AbemaTVのスピード感はすごいと思いましたが、そこまでの驚きはありません。「あのアベマならやりかねない」そんな印象です。

 

新しい地図の3人が出演する特番を観ると、何故か胸が苦しくなる。素直に番組を受け入れることができず、なんとも言えない気持ちになる。

 

特段SMAPの大ファンではなかった私が、なぜこんな想いになるんだろう?と思い、この気持ちを分析して見た結果、3つの理由が浮かび上がりました。

 

自分はSMAPが好きだったのかもしれない

3つの理由を書く前に、SMAPに対する私の思いについて。今更ですみません。

 

特別SMAPが好きだった訳でもなく、ライブに行ったり、シングルを全て購入したりということはなかった。

しかし、2016年の解散騒動を受け、「もしかしたらSMAPのこと好きだったのかもしれない」と気付かされました。

 

振り返ると、

月曜夜は月9→スマスマ→あいのり(内P録画)で育った世代だし、慎吾ママの影響を受け親の目を盗んでマヨチュッチュしたし、人生で初めて歌詞を覚えるほどハマった音楽はSMAPの「リンゴジュース(夜空ノムコウのB面)」でした。

 

アーティストのSMAPについて詳しくはないけど、テレビスターのSMAPは、テレビっ子だった私のそばに常に存在していた。私のような人ってきっと多いと思う。 

 

だからこそ、いまだに解散を受け入れられていないし、嵐や関ジャニなどの活躍を見ると、「やっぱりジャニーズの先頭はSMAPだよね」って思ってしまう。嵐も関ジャニも好きなはずなのに。

私は、自分が思っていた以上に、SMAPが好きだったのかもしれない。

 

そんな私がAbemaTVに出演する3人を観て、胸が苦しくなる理由を書きます。

 

《理由1》「SMAPはもう揃わない」という現実がキツイ

「いつかまた5人揃った姿を見れるよね」

SMAP×SMAPの最終回のエンドロールを見て、こう思った

 

その時から現在に至るまで、その期待がどんどん薄れているのが分かる。

 

SMAPが出演しなかった2016年の紅白、

何かを吹っ切ったようにソロで活躍する木村さん・中居さん、

稲垣さん・草彅さん・香取さんの独立、

72時間ホンネテレビでSMAPの曲名すら言えない3人、

森くんと3人が共演している様子、

 

一つ一つの出来事が「もう5人が揃うことはないのかもしれない」という気持ちを増幅させる。

形がどうであれ、5人の活動は応援したいし、「解散してもそれぞれが活躍してるって凄いことじゃん!」と自分に言い聞かせますが、やっぱり無理です。

 

AbemaTVの特番を見ていると、このような気持ちがグルグルと掻き回され、辛くなってしまいます。「SMAPはもう見れないんだよ」と現実を突きつけられているような気がして。

 

《理由2》スターが身近になりすぎた喪失感がキツイ

SMAPがTwitterを始める日が来るなんて思いもしなかった。

インスタを開けばタイムラインに香取さんがいるし、YouTubeを開けばトップページに草彅さんがいる。ミステリアスな男だった稲垣さんはブログで「これからウォーキングに行きます」と報告している。

始めはすぐにフォローした。3人がTwitterで返信し合っている様子とか夢みたいだなぁと思っていた。

 

でも日を追うごとにその感動は薄れ、3人のツイートは他の芸能人のアカウントと同化していく。

いつの間にか3人は、"TVの中のスター"から"芸能人"になっていた。

 

AbemaTVの特番も『72時間ホンネテレビ』は生放送のネット配信で3人が動いている姿が新鮮だったけど、『72Hunもうちょっとテレビ』は芸能人のネット配信に変わっていた。

彼らが身近になり過ぎたことで、私の中の”スター”が失われた。その喪失感は拭えない。

 

《理由3》作り手側の内輪ウケ感がキツイ

3つ目になりましたが、この理由が一番かもしれません。

 

AbemaTVの「新しい地図」関連の特番は、はっきり言って面白くない。 

『72時間ホンネテレビ』は、ある種の”お祭り事”だったと思うので、グダグダでも内輪ウケでも良かった。「放送する」という事実だけで成功だったと思うし、「森くんの出演」を実現した時点で大成功。

途中で中弛み感や段取りの悪さを感じることもあったけど、それを払拭するだけの勢いとパワーがあった。

 

しかし、その後の2つの特番はどうだろう。

生放送のグダグダ感が良い、3人の素が見れるから良い、地上波じゃ絶対に見れないよね、という意見はまぁ分かる。

 

でも、作り手側が「グダグダ感が面白いよね、3人の素が見れて良いよね」というスタンスでやっているとしたら、それは非常に萎える

が、そう感じざる終えない演出がしばしば見られる。

 

(比較対象としては相応しくないのかもしれないけど)例えばAmazonプライムの『ドキュメンタル』や『戦闘車』のようにぶっ飛んだ企画力を見せてくれるなら良しとしたい。

しかしAbemaTVの方は、一つ一つの企画自体はそこまで真新しいものではなく、正直、何を楽しめば良いんだろう?と分からなくなることがある。

その上、段取りもグダグダ。定点カメラで3人(もしくは2人)のことを映しているだけで「周りでたくさんのスタッフが棒立ちでいるんだろうな」と思わせるシーンも多い。

 

多くの努力によって成り立っている番組だというのは十分に理解しているつもりだが、ハッキリ言って「視聴者バカにしてんのかな?」という苛立ちすら覚える。

 

例に挙げた『ドキュメンタル』も、一見芸人が好き勝手やっているように見せているが、回数を増すごとに演出が改良されているのが分かる。

「見ている人のため」「番組を面白くするため」の作り手側の努力が伝わるから、気持ち良く観ることできる。

 

今のところ、AbemaTVの作り手にはそれを感じることが出来ない。

 

ここで、私の大好きなM-1グランプリの話を引き合いに出します(すみませんちょっと飛躍します)

審査員の大吉さんが、2017年大会最下位のマヂカルラブリーについて言っていたことを思い出しました。マヂラブは当日大スベりして上沼さんに愛のある説教を受けたあのコンビです。

 

『たまむすび』(TBSラジオ)ラジオクラウド配信より引用

あまりにもハマらなすぎた。ハマらないからこそ粗が見えるんよ。

(準決勝までは)ボケの子(野田)の動きがハマってドカンドカン受けてるからツッコミの子(村上)がそこまで注目されてなかった気がするんですよね。

でも冷静に見ると「ツッコミが甘いな」「もうちょっと工夫があっても」「そもそも構成おかしくない?」とか。

ハマるありきのネタだから、(本番で)こうなった。

 

「ハマらないからこそ"粗"が見える」

私の中のAbemaTV特番はまさにコレです。

 

3人の人気やスター性ありきの構成や演出だからこそ、時が経てば経つほど「作り手側の粗」が気になるようになってしまった。

なぜなら、彼らのスター性がちょっとずつ薄まっているから。

 

ものすごいスピード感で「新しい地図」のプロジェクトが動いているため、作り手側が追いついていないのかもしれない。

それでも、あの3人が、地上波の番組で素晴らしい作り手と共に、視聴者のためのエンターテイメントを作ってきたことを私は知っている(というか信じている)。

 

だからこそ、私は、内輪ウケで留まっているAbemaTVの特番を素直に楽しむことができない。

 

それでも私は彼らに期待してしまう

これが私の「AbemaTVに出演する3人を観て、胸が苦しくなる理由」の分析結果です。

 

SMAPファンの方、新しい地図ファンの方にとって気分が悪くなるような内容だったかもしれません。ライトなファンの一意見だと思ってください。むしろファンの方がどう思っているか知りたい。

 

最後は批判めいた感じになってしまいましたが、「新しい地図」はまだ始まったばかり。言ってしまえばAbemaTVのサービス自体もまだ始まったばかりです。

 

4月から始まるレギュラー番組も、ものすごく楽しみにしています。レギュラー化すれば、作り手の体制を整うと思うし、一つ一つの企画をじっくり練ることができるし。

 

今のところ、AbemaTVのバラエティ番組で面白いと思うものはありません(ごめんなさい単に企画がハマってないだけです)が、この3人によって、クオリティの高い番組が生まれる可能性は大いにあると思っています。

 

彼らなら何かやってくれる。3人だけでなく、他の2人も。

解散報道をいまだに引きずってるのかよ、という人もいるかもしれませんが、私はやっぱりこの5人に何かを期待してしまうんです。

 

 

「彼らなら何かやってくれる」

期待しすぎもいけませんかね。この想いを持ち続けている限り、しばらくは胸が苦しいのかなぁ。